【導入事例】ゲル・クリーン+(プラス)ご利用のお客様
簡単パージで生産性向上&分解洗浄半分に!
ゲル・クリーン+(プラス)で安心安全な製品づくりを実現
導入製品 | ゲル・クリーン+(プラス) 自動パージキット |
貴社製品の特徴について教えてください。
医薬品や香料用のプラスチック包装容器を製造、販売しています。
マルヤス製品を導入した理由(目的)を教えてください。
人手不足が深刻化しており、社内でも手間を減らす自動化について度々話題に上がっていました。昔は市販のパージ材を流しながら、製品替えごとに毎回ダイスやスクリューを分解洗浄していたので、時間も手間もものすごくかかっていて、しかも部品の劣化もあり、異物の混入もあって立ち上げロスが発生するなど、大変困っていました。
どうにか楽にキレイになる方法はないかと探したところ、他社様からゲル・クリーン+(プラス)が良く取れると聞いて、飛びつきました。
導入後に得られたメリットについて教えてください。
作業性
- 分解洗浄の回数が半分に!
今までは『毎回装置の分解洗浄をしていること』を会社の魅力としていて、1台当たり月2~3回の分解洗浄を行っていました。押出機を十数台保有していますので、単純計算でほぼ毎日分解洗浄を行っていたことになります。
確かにキレイにもなっていましたが、部品はバーナーで焼いたりブラスト洗浄をしたりしていたので、部品劣化がありました。また、キレイになりますが、やっぱり全てを除去できるわけではないので、立ち上げ時の異物が問題になっていました。
ゲル・クリーン+(プラス)のパージを行うことで異物の発生が抑制され、汚れもたまらないので分解洗浄の回数がおよそ半分になっています!
- 自動パージキットは混ぜる手間もなく、混ざりムラもありません。
ゲル・クリーン+(プラス)のパージは、液体と主剤を混ぜる必要があります。今までは主材10kgずつ袋に入れ、ゲル・クリーン+(プラス)を適量垂らしてから袋を振って混ぜることを繰り返しパージ材を作っていました。また、できたパージ材も人力でホッパーに移していたので中々大変な作業でした。
しかし、マルヤスの自動パージキットを使うことで、ゲル・クリーン+(プラス)と主材の混合、押出機へのパージ材の投入を自動で行うことができ、大変楽になりましたね。それに、手混ぜよりも自動パージキットで混ぜたほうが混ざり方がキレイでムラがありません。
コスト面
- 立ち上げロスが激減しました。
ゲル・クリーン+(プラス)でパージを行うと、異物の発生が激減します。そのため、立ち上げロスがかなり減少しました!
製品品質
- 弊社の高い検査基準もクリアしました。
弊社は医薬品等の包装容器を作っていますので、異物の混入は大変シビアに検査しています。ゲル・クリーン+(プラス)のパージを実施する際ももちろん詳しく調査を行いました。すると、カメラ検査でも異物の発生もなく、残留分析も特段問題ありませんでした。パージ材を流し、その後主剤に切り替えて約30分後には完全にゲル・クリーン+(プラス)は抜けきっていましたし、異物の発生もかなり抑えられていることが分かりました。
以上のような検査を繰り返し、検討開始から本運用までに2~3年かかりましたが、弊社の高い基準もクリアしました。
今後の貴社の展望などがあれば教えてください。
ゲル・クリーン+(プラス)のパージをはじめて、装置の分解洗浄を約半分まで減らすことができました。今後は検証を更に重ね、三分の一、四分の一まで分解洗浄を減らすことが目標です。
また、ブレーカープレートの掃除が今もまだ手作業で焼いたりブラスト洗浄をしたりしているので、マルヤスのメタルプレッシャーを検討したいと思っています。一度トライしましたが、ブレーカープレート自体が古く、曲がってしまって洗浄効果が分かりづらかったので、今度は曲がっていない新しめのブレーカープレートで試したいと思います。
マルヤス製品への要望はございますか?
パージの影響ではありませんが、ダイス出口の隙間から樹脂が垂れてくるので、これを押さえておくような機構があれば良いなあと思っています。マルヤスさん作ってくれませんか?
投稿日:2024/08/02
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