Product
製品一覧
品質は最高に、ロスは最小に。魔法のような混ぜない混合機。
「混ぜる」混合から「絡める」混合へ。「アリ地獄機構」※特許取得済採用の混ぜない混合で静電気を防止し、分離による混合不良を発生させません。 これまで無理だった製品配合や不良が多かった配合まで、どんな原料であっても混合精度が変わらず、常に最高の品質のモノづくりをすることができます。
-
まぜコン(超高精度混合機)
押出成形機の直上で各混合原料の切出量を制御して、直接押出機に送り込む為、混合ムラを起こさない混合機です -
IB(インジェクションブレンダー)
インジェクション・小型押出機・微量混合に対応した混合機です -
特殊混合機(ALC-K410)
粉砕原料と再生原料やペレット原料が安定混合出来る成形機直付の混合機です -
まぜ太郎(添加剤専用混合機)
添加剤やマスターバッチなど1種類の原料専用の混合装置です -
厚コン(フィルム厚みコントロール)
計量した押出量を基に適切な引取速度に調整しフィルムの厚みを制御します -
押出量コントロール
計量した結果を基に常時同じ押出量になるよう自動でスクリューコントロールします -
QB(混合機能付き多層コントロール)
押出量の計量を各層毎に行い、常に層間比率が一定になるようコントロールします -
Qチャン(多層コントロール)
各層の計測値を統括管理し層間の押出量をコントロールします
Chart
目的別製品一覧
成形法 | 最大 混合数 |
原料の 混合がしたい |
フィルムの厚みを 一定にしたい |
押出量を 一定にしたい |
多層フィルムを 作りたい |
押出成形
インフレーション成形Tダイ成形 異形押出成形など |
7種 |
![]() まぜコン |
![]() QB |
||
1種 |
![]() まぜ太郎 |
![]() フィルム厚みコントロール |
![]() Qチャン |
||
![]() 押出量コントロール |
|||||
射出成形 | 4種 |
![]() IB |
|||
お客様の要望に合わせて カスタマイズ |
![]() 特殊混合機 K410 |
Technology
安定した製品を作るための4つの技術
マルヤスの独自技術を用いた混合機は、どんなオーダーがどこから来ても、使用する原料の種類、原料の配合割合を気にすることなく、24時間誰でもクレームゼロの安定した製品を作ることができます。
混合制御
マルヤスの混合機は、各種原料を一定の比率で直接押出成形機に送り込む方式をとっている、事前混合が必要のない「混ぜない混合機」です。
混ぜることで起きる静電気や粉塵発生などのデメリットをなくした「アリ地獄システム」を経由し、押出機の中で溶融され混ぜ合わされます。
また、押出機に直付け可能で、ホースで空送しない「溜めない混合機」なので、各混合ユニットから切出された副原料はどこにも滞留することなく瞬時に押出機に吸い込まれます。溜めている時間がないので、製品への追従性がよく小ロット多品種、原料替えが多い現場に向いています。混合済みの原料を溜めないので、製造終了時点でも残原料はありません。
混ぜることで起きる静電気や粉塵発生などのデメリットをなくした「アリ地獄システム」を経由し、押出機の中で溶融され混ぜ合わされます。
また、押出機に直付け可能で、ホースで空送しない「溜めない混合機」なので、各混合ユニットから切出された副原料はどこにも滞留することなく瞬時に押出機に吸い込まれます。溜めている時間がないので、製品への追従性がよく小ロット多品種、原料替えが多い現場に向いています。混合済みの原料を溜めないので、製造終了時点でも残原料はありません。

従来
混ぜた原料を溜めたり送ったりする方式だと、押出成形機原料投入ホッパー内で分級し混合ムラが起こっていました。
また、混合材料によって対応できる混合比率に制限がありました。
また、混合材料によって対応できる混合比率に制限がありました。
対策
押出成形機ホッパー原料投入口のスクリュー付近に各種原料を点滴のようにポトポトと投入して混合制御する方式を開発し、従来の問題を解決しました。
結果
形状・比重すなわちどんな原料であっても混合精度が変わらず、常に最高の品質(混合状態)のモノづくりをすることができます。
引取制御
計量された押出量をもとに、計算された適正引取速度に自動で合わせます。
弊社独自の高精度なクイック計量システムで押出量を重量計量している為、成形物の厚み、幅、係数(比重)データを入力することにより 適正な引取速度を常時把握しています。フィルムなどの樹脂成形品の流れ方向のスピードを実測し、それを適正な速度になるように制御し、成形物の厚みを常に一定に保つことが出来ます。
※インフレーション成形法に特化した制御
弊社独自の高精度なクイック計量システムで押出量を重量計量している為、成形物の厚み、幅、係数(比重)データを入力することにより 適正な引取速度を常時把握しています。フィルムなどの樹脂成形品の流れ方向のスピードを実測し、それを適正な速度になるように制御し、成形物の厚みを常に一定に保つことが出来ます。
※インフレーション成形法に特化した制御

従来
巻き上げフィルムを規定重量・厚みにするまで巻き上げフィルムの計測と調整をオペレーターが手動で何度も行っており、この間は製品取りができませんでした。
対策
刻々と変わる現在の押出量を基準として、フィルムの設定厚みを得る為の最適な引取速度に自動調整する引取速度制御を開発し、問題を解決しました。
結果
フィルムの厚みを24時間一定に保つことができ、常に最高の品質(厚みが不変)でモノづくりをすることができます。
押出制御
押出量は、成形機の周辺の温度や原料の特性(再生原料など)により、短期的に変化します。また、スクリーンの詰りやスクリューの磨耗等により、中・長期的に減少していきます。
マルヤス製品の押出制御では、実際の計量結果をもとに常時設定押出量になるように自動でスクリューコントロールを行います。
マルヤス製品の押出制御では、実際の計量結果をもとに常時設定押出量になるように自動でスクリューコントロールを行います。

従来
朝・昼・夜の温度変化により、押出量が変わるケースがありました。
対策
押出成形機原料投入量の重量を常に計測し、押出量が設定値になるように押出スクリューの回転数を常時制御する押出量制御技術を開発し、問題を解決しました。
結果
押出量に変動があった場合にもスクリュー回転数を自動で調整することができるため、オペレーターによる細かい調整を必要とせず、常に一定の押出量を保ちます。
フロストラインなどの変動がなくなり、形成するフィルムの厚み・幅・形状が24時間一定になり、常に最高の能力(生産性)でモノづくりをすることができます。
フロストラインなどの変動がなくなり、形成するフィルムの厚み・幅・形状が24時間一定になり、常に最高の能力(生産性)でモノづくりをすることができます。
層間制御
押出量計量を各層毎に行い、設定した目標押出量になるように各層押出機のスクリュー回転数を自動コントロールし、常に層間比率が変わらない製品作りを可能にします。
各層の情報を管理し、押出量の層間比率の制御を行うことによって、混合ムラもなく各層の厚みムラも起こる事なく全く同じ状態(金太郎アメ状態)のフィルムなどの成形品を作ることができます。
各層の情報を管理し、押出量の層間比率の制御を行うことによって、混合ムラもなく各層の厚みムラも起こる事なく全く同じ状態(金太郎アメ状態)のフィルムなどの成形品を作ることができます。

従来
朝・昼・夜の温度変化により、押出量が変わるケースがありました。
対策
押出成形機のスクリュー回転数を頼りに各層のフィルム厚みを決めていました。
現実的には押出成形機のフィルターの目詰まり、スクリューの汚れが既に付着していることや原料の種類や混合比率が変わることによりスタート時の押出量を把握することは難しく、
層間の厚みを規定通りに最初から正確に合わすことは不可能でした。
しかも時間経過による各層の押出量が変わることについても正確に調整することは不可能でした。
結果
オペレーターによる手動調整が必要なくなることで、スタートから高品質な層間コントロールが可能になり、フィルムの層間比率・トータル厚みを24時間一定に保つことができ、
常に最高の品質でモノづくりをすることができます。