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「ecoペレ GP-3」が「第29回四国産業技術大賞」最優秀革新技術賞を受賞

世界初の技術で環境負荷削減と産業効率化を実現

マルヤスが開発した新型ペレット再生装置「ecoペレ GP-3」が、「第29回四国産業技術大賞」において最優秀革新技術賞を受賞しました。

本賞は、一般財団法人 四国産業・技術振興センター 四国地域イノベーション創出協議会が主催し、四国地域の産業技術の発展に顕著な貢献があった企業などを表彰するものです。

「ecoペレGP-3」は、プラスチックフィルム製造時に発生するロスフィルムを100%原料還元する、世界初の「ねじり方式」(特許取得済み)を採用したフィルムリペレッターです。

「ecoペレGP-2」で確立した非加熱のねじりと圧縮を組み合わせた技術に加え、新たに温風軟化機構を搭載したことで、対応可能な素材の幅が大幅に拡大しました。

GP-2は、主に薄手のトリミングフィルムや一般的なロスフィルムの再生に特化していましたが、GP-3では厚手フィルムや硬質フィルム、不織布、繊維など、従来の装置では再生が難しかった特殊素材のリペレットが可能となりました。この技術進化により、さまざまな製造現場の課題に応える柔軟性を実現しました。

「ecoペレGP-3」はロスフィルムの焼却削減とCO2排出量抑制を同時に達成し、製造現場での原料使用量削減にも貢献します。既存のフィルム製造ラインに容易に導入できる設計も評価され、環境負荷を軽減しつつ効率的な生産をサポートする次世代装置として、多くの産業での活用が期待されています。

今回の受賞は、マルヤスが2002年に初代「GP-1」の開発に着手して以来積み重ねてきた技術革新の成果であり、社員一同にとって大きな励みとなるものです。このたびの受賞を機に、より多くのお客様の課題解決に貢献できる製品開発に邁進し、持続可能な社会の実現に向けてさらなる技術革新に挑戦してまいります。

最後に、本受賞に際し、ご支援いただいたすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

「第29回四国産業技術大賞」とは

「第29回四国産業技術大賞」は、四国地域イノベーション創出協議会が平成8年度より行っている、四国地域の産業技術の発展に顕著な貢献があった企業などを表彰することにより、企業の士気高揚を図り、四国地域の産業技術高度化に資することを目的とした表彰です。

「第29回四国産業技術大賞」表彰式 開催概要

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