フィルム・ニュースに掲載されました
2023年7月25日発刊の『フィルム・ニュース 第195号』に弊社が掲載されました。
掲載内容は以下の通りです。
「ecoペレGP3」の開発について
■マルヤスの取り組み
ロスフィルム再生を社外に依頼している企業は多いが、この場合には電力を多く消費する熱再生方式による再生とならざるを得ません。海外への売却も、熱再生方式や輸送時の物流におけるCO2の発生などが環境への影響として問題視されています。 弊社のecoペレGPシリーズは、省電力かつその場で循環ペレット化が可能なため、CO2効果が大きく、環境負荷低減により社会貢献することができます。
弊社ショールームに設置したGP装置により、ロスフィルムの循環ベレット化を体験することができます。循環ペレット化したものをお客様に返送し、製品化試験を失ししてもらっています。 稼働状況確認、循環ペレットの条件出し、貸出しデモ機の現地試運転にも対応しています。全国キャラバン隊として現地試運転を展開し、GPのすばらしさを体験していただいています。
企業において環境に優しい工場への取組みやエコマーク・ISO等の認定取得を目指す動きがが活発になっています。GPシリーズは三浦保環境賞、四国モノづくり大賞、優秀省エネ脱酸素機器・システム表彰産業技術環境局局長賞を受賞しました。これらの賞を獲得した装置を使用し、プラスチック業界全体が環境に優 工場を目指していることを社会にアピールできる、そのような装置となるべく力を尽くしています。
循環ペレット化以外にも、工場内で発生するCO2の発生源でであるロスを減らすとの考え方で、インフレ業界をターゲットにフィルムの厚みをシビアにコントロールして、規定厚みのばらつきを減らし、ロスを減らすことに三十数年前から挑戦し続け、原料節約に大きな成果をあげています<環境問題+節約効果>を実現し、さらに、材料のの混合にも二十数年前から着目し、混ざり残りや色ムラ・混合ムラを無くす装置を開発しました。主力製品である混ぜコンは、国内で二千台以上が稼働中です。これらの装置は、工場内で発生している無駄な原料や偏肉の発生を無くすことをお客様とともに推進してきました。
次は、フィルム製造工程で発生している耳ロスや原料ロスを再生するだけでなく、これらのロスフィルムをその場で環境ペレット化する無人による全自動化装置の開発を目指しています。フィルム業界においても工場内で排出されるフィルムロスを循環させ環境負荷低減に貢献にしていると社会へアピールすべき時が来ているのではないでしょうか。